電友会東北地方本部長　　佐 藤　 糾

　この度、電友会東北地方本部 地方評議員会において、本部長に選任されました佐藤糾です。平成29年から副本部長、令和３年からは事務局長として務めさせていただきました。引き続きよろしくお願いいたします。
高石前本部長はコロナ禍という困難な状況の中でも、交流の場を大切にし、活動の灯を絶やすことなく取り組んでこられました。その本部長の後任として責任の重さを感じながらも、電友会のさらなる発展に尽力してまいりたいと思います。
電友会は、会員相互の親睦、会員の豊かな生活の維持と生きがいの充実、合わせてＮＴＴ及びＮＴＴグループ事業の発展に寄与することを目的とする組織であります。これからも復興支援ボランティア活動や各地のイベント・祭りにも「チームＮＴＴ」として積極的に関わってまいります。
しかしながら、私どもが直面している課題の一つに、会員数の減少があります。過去３年間で東北地域の会員数は800名以上減少し、令和４年３月末時点では5,235名であったものが、令和７年３月末には4,432名となっております。新規入会者は毎年70～80名程度おりますが、死亡や退会による減少を補うには至っていません。
会員数の減少や諸物価の高騰による財務的な厳しさがある中でも「今日行くところがある。今日用がある。今日会う人がいる。」（教育、教養、教会）をモットーに、会員の皆さまと共に、楽しく充実した電友会の運営を目指してまいります。人生百年時代において、シニアライフを健康で楽しい日々を過ごすための「場」として、電友会の存在意義はより一層大きくなるものと信じています。
これからも電友会が、皆さまにとってより魅力的な「場」となるよう、一歩ずつ着実に歩みを進めてまいります。今後とも温かいご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。皆さまとご家族のご健勝を心よりお祈りし、私の挨拶といたします。

令和7年7月